2024年の春、福岡から周防大島に移住されたHさんご夫婦。
築50年くらいの中古物件を購入され、耐震診断とリフォームをご依頼いただきました。
現地調査と、施主様とのご相談の結果、
キッチンのリフォームと、キッチンから続く部屋をひと続きにする工事がメインとなりました。
キッチンの隣の部屋は、畳がかなり傷んでいました。天井や壁も、時代を感じるものでした。
畳はフローリングに、天井や板壁・土壁はクロスに。白いクロスを張ることで、明るい雰囲気になりました。
床の段差もなくなり、快適性もアップしました。
今回のリフォームでは、住宅省エネキャンペーン2024の補助金活用もご提案させていただきました。
給湯器を変更されたいというご要望があったので、
給湯省エネ2024事業の補助金を申請をして、10万円の補助が受けられることになりました。
壊れていた勝手口ドアも取り換えることになりましたが、こちらは図らずも断熱性能の高いサッシに該当しました。
ドアを閉めたままで採風できるタイプのドアなので、きっと以前よりも快適性になることでしょう。
H様邸のような古くて広い建物の場合、リフォームできる箇所はたくさんあります。でも、予算は限られています。時間も限られています。
お客様にとって何を優先させるのがベストなのか、私たち《くろき建築工房》は、お客様の気持ちになってとことん考えます。
今回も、H様の周防大島の暮らしがより快適になるようにと、一生懸命考えました。これからも大切なお住まいを、一緒に見守らせていただきたいと思っています。