会社のこと

リフォームした里山の古民家で工房をスタート

私たち、くろき建築工房がスタートしたのは2011年4月のこと。ひとり親方として独立しました。2017年には、地方に雇用を生み出し、地域を支える人材を育てたいという想いで法人化しました。祖父母が住んでいた古民家の隣にあったみかん倉庫をリフォームし、自宅兼事務所にしました。

私たちが大切にしているのは、この周防大島の里山での暮らしを、何よりもまず自分たちが楽しむことです。
事務所のまわりの畑ではブルーベリーやみかん、季節の野菜を育てたり、蜂を飼ったりしています。ふきやたけのこ、栗、柿など、四季折々の恵みをいただいています。
自然いっぱいのこの集落で、大地の恵みに感謝し、季節の移ろいに癒されながら暮らしています。

グングン広がる竹林や終わらない草刈り、少子高齢化の諸問題に悩まされたりもしますが、なんだかんだ楽しい毎日です。地方での暮らしの豊かさや都会にはない価値観、人との繋がりを大切にしていきたいと思っています。

過程をたのしむ家づくり

そんな日々の暮らしや人との繋がりを、建築の仕事にも生かしていきたいと願っています。

仕事はいつも一生懸命。でも、人生って、仕事だけじゃ味気ない。

家づくりも同じです。
ひたすらに完成を目指すのではなくて、つくる過程つくる時間を楽しんだほうが、豊かな家ができると思うんです。

自分たちが楽しみ、お客様にも家づくりの過程や時間を楽しんでもらって、共に歩んでいく。
それが、くろき建築工房の家づくりです。