明治時代の古民家を活用した
宿泊施設「豊武屋敷」※リフォーム中

「いつか」の夢の実現

以前お店を施工させていただいた 鮨や大将 岡本さんの
新たな古民家改修プロジェクトが始まりました。

岡本さんは、鮨屋をオープンする前、周防大島町の民泊の仕事をしていた時期がありました。
そして、仕事でいろいろな家庭での民泊のようすを見ているうちに
「自分もいつか宿泊施設をやってみたい」と思うようになりました。

「せっかくやるなら普通の古民家じゃつまらない」と、個性的な物件を探していた岡本さん。
このたび知人の方の紹介でご縁が繋がり、この豊武さんのお屋敷を譲り受けることになりました。

長屋門のある御屋敷

明治初期から海運業で栄えた豊武家のお屋敷は、島の奥の東和地区にあります。
オーナーさんは島外の方。島内に住んでいるご親戚が管理してきましたが、
管理されていた方がご高齢になり、草刈りなど管理を続けていくことが難しくなって
町の地域おこし協力隊の方に相談したそうです。

その地域おこし協力隊の方は、岡本さんが古民家を探していることを知っていたため、
「見てみますか?」と紹介してくださり……

長屋門のある立派なお屋敷は、周防大島ではなかなか珍しく、宿泊施設としての活用イメージが湧いたとか。
昔の雰囲気が残るこの屋敷はあちこち傷んでもいましたが、
「時間はかかるかもしれないけれど、改修して活かしていこう」と契約に至ったそうです。

〈つづく〉

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