故郷の古民家で営む
お鮨屋さん

古民家で鮨屋をオープンしたい

岡本大将との出会いは、約10年前。
弊社代表が移住して程なく、子どもの頃の記憶が色濃い周防大島に孫ターンしてきた岡本さん。
地元を盛り上げるイベントの交通整理でたまたま一緒になったときの岡本さんの、温和な笑顔をよく覚えています。

幾年か過ぎた頃、岡本さんは、故郷の集落に気になる古民家を見つけました。幼い頃からの思い出のある物件でした。

砂浜を独り占めできるような抜群の立地に、生活スペースと区別したスペースが確保できる間取り。
これから新しくお鮨屋さんの実店舗を持ちたいと考えていた岡本さんにとって、最高の条件でした。
ただし、いくつかの難点を除けば…。

雨にも負けずDIY

物件の購入前にご相談いただき、調査をしたところ、天井の広範囲にわたっていくつもの雨染みが付いていました。
晴れていれば眺めの素晴らしい海辺の建物は、一転、天候が荒れると横殴りの暴風雨に見舞われます。
修繕すべき範囲があまりにも広かったので、プロとしては決してお勧めできる古民家ではありませんでした。

しかし、そこは、ご本人と奥様の思いの強さ。古民家を入手され、地道にコツコツDIYや修繕をしていくことにしました。

肝心なところはプロの出番

古民家を入手された最初のタイミングで、ライフラインの整備や、トイレ工事、浄化槽工事、雨漏れ修繕工事等をご依頼いただきました。

それらの工事が済むと、しばらくは岡本さんが地道にDIY。
「ここはプロに頼むべきだ」と判断された箇所、例えば、納まりの難しい下地工事やサッシ工事、外壁工事などは弊社でお手伝いしました。

無垢板のテーブルも製作しました。

2022年9月、待ちに待った「鮨や大将」の実店舗オープンにこぎつけました。
夢のお手伝が出来ることは、私たちにとって何より嬉しいことです。

何事も地道に頑張り続ける岡本大将のこと、きっと更なる夢の続きを思い描かれていることでしょう。

鮨や大将 隠れ家うみべ https://www.sushiya-taisho.com/

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