くろき建築工房の
性能向上リノベ

相続する実家があるにはあるけれど、間取りが合わない、デザイン的に好みではない、水回りが使いにくい。そんな理由から「新築を建てたい」と考えている人も多いのではないでしょうか？

でも、ちょっと待って。新築を考える前に《性能向上リノベ》を選択肢に加えてみませんか？

近年は資材の高騰などで、新築住宅の建築コストが高くなっています。
予算内で新築を建てようと思ったら、狭い家になってしまうなどといったお悩みも耳にします。
その点、《性能向上リノベ》は、既存の骨組みをそのまま活かせるのでお得です。

さらに、住み慣れた環境や子どもの頃から慣れ親しんだ風景といったプライスレスな価値も引き継ぐことができます。

また、家屋の解体や新築の家に比べて環境への負荷が少ないのこともメリットです。

古民家と呼ぶには比較的新しい築20～50年くらいの家（コンクリートのベタ基礎や布基礎の家）が、性能向上リノベの対象となります。

周防大島には、中古住宅をリフォームしながら住み継いでいる方がたくさんいらっしゃいます。
古い家を大切にする精神は素晴らしいのですが…

「その家あと何年住める？」「地震がきても大丈夫？」「歳をとってその暮らしを続けられる？」
余計なお世話かもしれませんが、心配になるような家がたくさんあります。

私たち自身、古民家を改修して住んでいますが、老後のことを考えると、段差だったり断熱性だったり、考え直すべき点がたくさんあります。

小さな修繕を繰り返す場合、そのときは費用が少なくて済みますが、トータルで考えると多額な費用がかかってしまうことがよくあります。

その点、最初に思い切って《性能向上リノベ》をすると、後々困ることなく、快適な家に長く住み続けることができます。

建物の各部材がどれだけの負荷に耐えられるのかを計算し、耐久性や耐震性を確認するのが構造計算です。
これまでの住宅施工は構造計算をしなくてもできていましたが、構造計算しないとNGというのが、これからの流れです。

私たちはこれまでの施工でも、きちんと構造計算をしてきました。耐震等級３が私たちの提案する家です。

きちんと数値化した上で、これまでの経験を活かして施工します。

いつやってくるかわからない大地震ですが、家族の安心・安全のための備えは必須ではないでしょうか？

私たちが提案する家の断熱等級は６です。

隙間なく断熱材で覆われた住宅は室温が一定で、夏は涼しく冬は暖かく、ヒートショック事故の軽減にもつながります。

これまでは新築でないと難しかった高断熱の家ですが、近年は技術が進み、中古住宅のリノベーションでも断熱性を高めることが可能になりました。

中古住宅でも、省エネで快適な暮らしが実現可能です。

サッシのメーカーが中心となり、リノベーションにおける断熱や耐震についての最新情報や施工事例を全国の工務店が共有できる仕組みが《性能向上リノベの会Ⓡ》です。

くろき建築工房は、この会にいち早く加盟しました。現在、山口県東部で加盟しているのは弊社を含め２社だけ。周防大島では弊社だけです。

性能向上リノベの会®の情報はこちら

《性能向上リノベ》では基本的には骨組みだけを残してスケルトンにするので、施工の考え方や使う材料などは新築の場合と同じ。自由です。《くろき建築工房の新築》のページも読んでみたください。

部分的に《性能向上リノベ》をするゾーン断熱という考え方もありますので、部分的なリフォームを検討される場合にも、ぜひご相談ください。

石場建ての基礎の家など《性能向上リノベ》に当てはまらない古い物件の場合は、《くろき建築工房の古民家再生》　を参照ください。